横田基地におけるC-5輸送機のブレーキシステムの不具合等について(平成29年7月24日から掲載)
平成29年7月26日
防衛省北関東防衛局より、下記のとおり追加の情報提供がありましたので、お知らせします。
情報提供内容
ブレーキ液をブレーキシステムに流すための配管が故障したため、ブレーキ液が漏出し、ブレーキシステムの故障が生じた。
平成29年7月24日
防衛省北関東防衛局より、下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、本件について、下記のとおり、口頭で申し入れております。
情報提供内容
第1報
- 平成29年7月20日(木曜日)、横田基地において、地上における非常時の報告(午前10時30分頃から午前11時58分頃まで)がなされ、離陸前のC-5輸送機にブレーキシステムの不具合が認められたため、離陸を延期し、救急隊員が安全を期して、現場に向かい乗組員の安全を確保した。
- ブレーキシステムの不具合に伴い、ブレーキ液漏れが確認された。当該航空機より、約50ガロンのブレーキ液漏れが発生したが、環境保全チームが直ちに対応し、液を除去した。この漏れに伴う環境への影響はないと思われる。
- 当該機は、整備及び点検を行うため、所定の駐機場に牽引され、整備班が次の飛行に向けて安全を確認した。
- 乗組員に怪我はなかった。
第2報
- 平成29年7月20日(木曜日)に横田基地において発生したC-5輸送機のブレーキシステムの不具合に伴うブレーキ液漏れについては、環境保全チームが評価を行い、環境への影響がないことを確認した。
- 当該航空機は、カリフォルニア州トラビス空軍基地所属である。
- 漏れたブレーキ液とは、ブレーキオイルと同一のものである。
- ブレーキ液が漏れた場所は、滑走路の西側にある誘導路の北端である。
口頭要請内容
要請日
平成29年7月21日(金曜日)
要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
北関東防衛局長
横田防衛事務所長
要請内容
平成29年7月21日、北関東防衛局を通じて、「平成29年7月20日(木曜日)、横田基地において、離陸前のC-5輸送機にブレーキシステムの不具合が認められ、約50ガロンのブレーキ液漏れが発生した。」との情報が、東京都及び基地周辺自治体に提供された。
今回、乗組員に怪我はなく、環境への影響はないとのことだが、本件は人命や環境に関わる重大な事故につながりかねず、多くの住民に不安を与えるものである。
貴職においてはこのような状況を十分に認識され、下記のとおり対応するよう要請する。(注)
(注)国に対しては、「貴職においてはこのような状況を十分に認識され、次のとおり米軍に申し入れを行うよう要請する。」と要請
要請事項
- 事故の経緯を明らかにするとともに、原因究明を行い、再発防止を図ること。
- 航空機の点検整備を強化するとともに、安全確保の徹底を図ること。
- 以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。
このページに関するお問い合わせ
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