昨年6月に米国で発生したMV-22オスプレイ墜落事故に関する米海兵隊プレスリリースについて(令和5年7月25日から掲載)
8月14日掲載
防衛省北関東防衛局から、以下のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
情報提供内容
昨年6月に米国で発生したMV-22オスプレイ墜落事故に係る事故調査報告書及び再発防止策の確認結果
その他
陸上自衛隊V-22オスプレイについては、7月21日(米国時間)に米軍 が公表した、米軍MV-22オスプレイの墜落事故に係る事故調査報告書の細部について確認を行うため、飛行を見合わせていたところです。
今般、防衛省において報告書を精査するとともに、米側に対し、報告書の記載内容の細部を別添のとおり確認した結果、安全に運航ができることを確認できたため、令和5年8月14日(月曜日)以降順次飛行を再開する予定です。
7月25日掲載
防衛省北関東防衛局から、以下のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
情報提供内容
プレスリリース内容
その他
昨年6月に米国で発生した米海兵隊MV-22オスプレイ墜落事故について、米軍が公表した事故調査報告書による事故原因(HCE)の事実関係と防衛省の見解
- 7月21日(米国時間)、米海兵隊が、昨年6月に米国カリフォルニア州で発生した、米軍MV-22オスプレイの墜落事故にかかる事故調査報告書を公表しました。
- 現在、その内容の詳細を確認しているところですが、事故調査報告書によれば、両方のエンジンでハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE)(注)と呼ばれるオスプレイに係る特有の現象が発生したことが原因であり、パイロットの操縦や整備が原因ではないと承知しています。
(注)ハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE):プロペラとその エンジンをつなぐクラッチが離れ、再結合する際に衝撃が発生する現象。 - また米側からは、当該現象への対応として、部品交換等の措置を実施し、オスプレイの飛行の安全を確保している旨の説明を受けています。
- いずれにせよ、米軍の運用に際しては安全面の確保が大前提であり、これまでも累次の機会を捉え、米側に対し、地元への配慮と安全確保について申し入れを行っており、引き続き、安全面に最大限配慮するよう求めてまいります。
陸上自衛隊のオスプレイについて
- 陸上自衛隊のオスプレイについては、既に安全が確認された部品を利用するとともに、操縦士に対して、操縦シミュレーター等を用いて、本現象が生じた場合の安全確保手順について訓練を実施するなど十分安全に配慮した運用に努めてきているところです。
- その上で、米側が公表した事故調査報告書に記載されている対策が陸自オスプレイに最善の形で適用されているかどうか改めて確認を行っているところであり、それが完了するまでは飛行を見合わせる考えです。
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