令和2年度（下半期）

令和2年度下半期の財政事情について

　市の財政がどのように運営されているかを知っていただくため、令和2年度下半期（令和2年10月1日から令和3年3月31日まで）における予算の執行、市税負担、市債の現在高などの状況を、一般会計を中心にお知らせします。
　なお、収入・執行の状況については、今回お示しする額に、5月31日までの出納整理期間における収入・支出額を加えた額が、最終的な決算額となります。

一般会計予算の状況

　一般会計の当初予算額は、291億5,449万円でしたが、その後1年間で11回の補正を行い、繰越明許費を加えた予算現額は、389億8,550万円となりました。

　また、市財政は、経常経費の増加等により、厳しい財政状況が続いています。こうした状況におきまして、内部経費の削減、国や都の補助金を活用した事業の計画的な執行により、効率的な行政運営に努めました。

歳入予算の主な補正

• 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金　5億9,490万円の増額
• 新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金　3億2,799万円の増額
• 市町村総合交付金　1億5,067万円の増額
• 子育て世帯への臨時特別給付費補助金　1億1,094万円の増額
• 減収補填債　1億340万円の増額
• 財政調整基金繰入金　7億8,770万円の減額

歳出予算の主な補正

• 新型コロナウイルスワクチン接種経費　4億5,200万円の増額
• 障害者自立支援給付経費　1億6,583万円の増額
• インフルエンザ予防接種経費　6,248万円の増額
• 国立感染症研究所施設周辺道路整備事業費　6,000万円の増額
• 介護保険施設感染拡大防止対策推進事業経費　2,588万円の増額
• 障害福祉施設感染拡大防止対策推進事業経費　1,427万円の増額

各会計の予算執行状況

　各会計における予算の執行状況は、次の表及びPDFファイルのとおりです。

各会計の予算執行状況

会計名	A 歳入歳出予算現額	B 収入済額	収入率 （B/A）	C 執行済額	執行率 （C/A）
一般会計	389億8,550万円	344億5,790万円	88.4%	347億690万円	89.0%
国民健康保険事業特別会計	77億190万円	75億6,950万円	98.3%	74億4,860万円	96.7%
介護保険特別会計	51億9,360万円	48億3,430万円	93.1%	46億8,090円	90.1%
都市核地区土地区画整理事業 特別会計	13億8,450万円	6億5,060万円	47.0%	3億980万円	22.4%
後期高齢者医療特別会計	16億2,380万円	16億4,630万円	101.4%	16億1,730万円	99.6%

 

• 令和2年度下半期における一般会計歳入の執行状況 （PDF 290.7KB）
• 令和2年度下半期における一般会計歳出の執行状況 （PDF 262.3KB）

市税負担の状況

　市税の負担状況は、次の表のとおりです。
　市税（国有資産等所在市町村交付金を除く）の収入済額と歳出執行済額を人口で割りました。
　なお、人口は、令和3年3月31日現在の7万2,000人として算出しています。
 

市税負担の状況

一人当たりの市税負担額	140,669円
一人当たりの歳出額	482,040円
一人当たりの還元率 （市民一人当たりの市税負担額に対する市民一人当たりの市の歳出額）	3.4倍

下半期の財政に関する各種の状況

　下半期における「市債の現在高」、「基金の現在高」及び「一時借入金の状況」については、次のリンク先のページをご覧ください。

• 下半期の財政に関する各種の状況