令和元年度（下半期）

令和元年度下半期の財政事情について

　市の財政がどのように運営されているかを知っていただくため、令和元年度下半期（令和元年10月1日から令和2年3月31日まで）における予算の執行、市税負担、市債の現在高などの状況を、一般会計を中心にお知らせします。

一般会計予算の状況

　一般会計の当初予算額は、277億5,833万円でしたが、その後1年間で7回の補正を行い、予算現額は288億3,960万円となりました。

　また、市財政は、個人市民税等の増収があったものの、経常経費の増加等により、厳しい財政状況が続いています。こうした状況におきまして、内部経費の削減、国や都の補助金を活用した事業の計画的な執行により、効率的な行政運営に努めたことで、令和元年度に予定していた事業につきましてはおおむねその目標を達成することができました。

歳入予算の主な補正

• 個人市民税の1億189万円の増額
• 障害者自立支援給付費負担金（国庫負担金）の6,982万円の増額
• 市町村総合交付金の5,498万円の増額
• 国民健康保険事業特別会計繰入金の4,823万円の増額
• 財政調整基金繰入金の1億9,118万円の減額

歳出予算の主な補正

• 国都支出金過年度分返還金の2億544万円の増額
• 自立支援給付経費の1億7,591万円の増額
• 障害児通所給付費等支援経費の8,997万円の増額
• 既設道路整備事業費の2,340万円の増額
• 国民健康保険事業繰出金の6,612万円の減額

各会計の予算執行状況

　各会計における予算の執行状況は、次の表及びPDFファイルのとおりです。

各会計の予算執行状況

会計名	A 歳入歳出予算現額	B 収入済額	収入率 （B/A）	C 執行済額	執行率 （C/A）
一般会計	288億3,960万円	260億1,710万円	90.2%	263億5,740万円	91.4%
国民健康保険事業特別会計	81億1,280万円	76億3,990万円	94.2%	76億1,390万円	93.9%
下水道事業特別会計	12億9,560万円	11億7,650万円	90.8%	10億8,090万円	83.4%
介護保険特別会計	50億3,110万円	47億5,660万円	94.5%	45億3,590万円	90.2%
都市核地区土地区画整理事業特別会計	17億4,990万円	10億8,510万円	62.0%	6億2,770万円	35.9%
後期高齢者医療特別会計	15億8,760万円	16億2,390万円	102.3%	15億7,840万円	99.4%

• 令和元年度下半期における一般会計歳入の執行状況 （PDF 253.1KB）
• 令和元年度下半期における一般会計歳出の執行状況 （PDF 230.9KB）

市税負担の状況

市税の負担状況は、次の表のとおりです。
なお、人口は、令和2年3月31日現在の7万2,277人として算出しています。

市税負担の状況

一人当たりの市税負担額	139,362円
一人当たりの歳出額	364,672円
一人当たりの還元率	261.7%

 

下半期の財政に関する各種の状況

　下半期における「市債の現在高」、「基金の現在高」及び「一時借入金の状況」については、次のリンク先のページをご覧ください。

• 下半期の財政に関する各種の状況