C-130輸送機による人員降下訓練におけるパラシュートの落下について(平成31年1月9日掲載)
在日米軍横田基地から防衛省北関東防衛局を通じて、以下のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、本件について、以下のとおり口頭で申し入れております。
情報提供内容
- 本日(1月8日)午前10時頃、横田基地において米軍のパラシュート兵が通常訓練を行っている最中に1名のメインパラシュートが機能しなかったため、当該パラシュートを切り離し、予備パラシュートで着地した。
- 本件によるけが人はなく、当該パラシュートは横田基地内に着地した。
- 当該パラシュート兵は、規則に則り、安全手順を踏み、自身及び地上の人員の安全を図った。
口頭要請内容
要請日
平成31年1月9日(水曜日)
要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
防衛省北関東防衛局長
横田防衛事務所長
要請内容
平成31年1月8日、横田基地所属のC-130輸送機による人員降下訓練中に、メインパラシュートが機能せず、予備パラシュートで着地した際、切り離したメインパラシュートが基地内に落下する事故が発生した。
幸いにも今回は基地内への落下であったが、横田基地では、昨年4月にも、人員降下訓練中にメインパラシュートの不具合により切り離されたパラシュートが近隣の中学校に落下するという同様の事故が発生している。
また、昨年12月には、横田基地所属の同型機による東富士演習場での物料投下訓練中に、パラシュートが演習場の施設区域外に落下する事故が発生した。
これまでも再三にわたり再発防止や安全対策の徹底等を要請してきたにも関わらず、パラシュート訓練に起因する事故が短期間のうちに再び起きたことは遺憾である。パラシュートの落下は、一歩間違えれば基地外へ影響を及ぼし、人命に係わる重大な事故につながりかねず、多くの住民に不安を与えるものである。
ついては、次のとおり要請する。(注)
(注)国に対しては、「貴職からの米軍への申し入れを行うよう要請する。」と要請
要請事項
- 昨年4月の事故発生時に全てのパラシュートの点検を行ったにもかかわらず、同様の事故が起きたことから、徹底的な原因究明を行うこと。
- 再発防止策を講ずるまでは、同様の訓練は行わないこと。
- 以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。
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