平成28年度 実質赤字比率
家計に例えると、世帯の1年間の収入から支出を引きます。
赤字の場合には、その深刻度を表します。
計算式を簡単に説明すると、
(年収-支出)÷年収×100
となります。
たとえば、年収500万円で、1年間の支出が520万円の世帯では、赤字額が20万円ですので、
実質赤字比率は、
(500万円-520万円)=-20万円
20万円÷500万円×100=4.00%
となります。
一方、年収500万円で、1年間の支出が480万円の世帯では、黒字額が20万円ですので、
実質赤字比率は、
(500万円-480万円)=20万円
-20万円÷500万円×100=-4.00%
となります。
(注)赤字の場合は正の数で、逆に、黒字の場合は負の数で表します。
平成28年度の武蔵村山市の場合、歳入(世帯の収入)から歳出(世帯の支出)を引くと、6億4,071万5千円の黒字であり、赤字額がなかったことから「-」(マイナス)表示となりました。
ちなみに、比率は、平成27年度「-5.35%」平成28年度「-4.55%」で、「0.8ポイント」増えました。
指標の意味
- 一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率を表します。
- 実質赤字額を標準財政規模と比較して示すことにより、その赤字の深刻度を把握するものです。
指標の算出方法
計算式
(注)
- 一般会計等の実質赤字額とは、一般会計及び特別会計のうち普通会計に相当する会計における実質赤字の額です。
- 実質赤字の額とは、繰上充用額+(支払繰延額+事業繰越額)です。
- 標準財政規模とは、標準税収入額等+普通交付税+臨時財政対策債発行可能額です。
- 標準税収入額等とは、地方税法に定める法定普通税の標準税率相当分です。
対象
武蔵村山市
- 一般会計
- 都市核地区土地区画整理事業特別会計(一部)
早期健全化基準
市町村は財政規模に応じ「11.25から15%」・道府県「3.75%」
算出方法:(標準財政規模×7+100億円)÷(標準財政規模×60)
武蔵村山市 「12.89%」
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