横田基地におけるサムライ即応監査(SRI)に関する情報提供について(令和2年10月16日掲載)
在日米軍横田基地から横田防衛事務所を通じて、以下のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、防衛省北関東防衛局から米軍に対し、本演習の実施に当たっては、日米合同委員会合意の遵守に努め、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れております。
また、横田基地周辺市町基地対策連絡会は、以下のとおり口頭で申し入れております。
サムライ即応監査(SRI)(注釈1)に関する情報提供内容
期間
令和2年10月21日(水曜日)から同月30日(金曜日)までの10日間
(このうち、21日(水曜日)から25日(日曜日)までは図上訓練)
通常の運用時間内で実施予定(午前7時30分から午後9時30分まで)
実施に伴う航空機の運用
通常の運用よりも使用が増える予定であるが、外来機の使用はない予定
PAS(注釈3)、GBS(注釈4)及び煙幕等の使用
- PASを使用予定
- 数日にわたり、数回、GBS及び煙幕を使用予定
- バッシュキャノン(注釈5)又はフラッシュグレネード(閃光発音筒)を使用する可能性あり
その他
- ゲートの閉鎖は行わない予定
- 演習終了の通報を行う予定である。
- 演習等の予定については、諸事情により変更される場合がある。
口頭要請内容
要請日
令和2年10月16日(金曜日)
要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
要請内容
令和2年10月21日から同月30日までの間において実施される演習等について、次のとおり要請する。
- 基地外に影響を及ぼさないよう十分な配慮を行うこと。
- 使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
- 市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
- PAS、GBS、煙幕、バッシュキャノン及びフラッシュグレネード(閃光発音筒)の使用に当たっては、音量や時間帯に配慮するとともに、基地外に影響を及ぼさないよう十分な対策を講じること。
- 周辺住民への不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。
注釈
(注釈1)SRI:サムライ即応監査(Samurai Readiness Inspection)
有事における即応体制の維持強化及びORE(注釈2)に対する監査
(注釈2)ORE:運用即応演習(Operational Readiness Exercise)
仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応体制をとることを訓練するもの。
(注釈3)PAS:パブリック・アドレス・システム(Public Address System)
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカーを使用し、サイレンや広報を行う。
(注釈4)GBS:グランド・バースト・シミュレータ(Ground Burst Simulator)
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
(注釈5)バッシュキャノン(Bash Cannons)
滑走路上の鳥を追い払うための、疑似音を出す装置
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