横田基地所属の米兵等による傷害事件の再発防止に関する要請について(平成24年5月21日掲載)
防衛省北関東防衛局から、横田基地所属の米兵等が、傷害事件を起こしたとの連絡がありました。
このことを受け、東京都と横田基地周辺市町で構成する「横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会」は、下記のとおり要請しましたので、お知らせします。
なお、北関東防衛局におきましても、より一層の綱紀粛正及び再発防止のため、米軍人等の規律の保持及び服務管理の徹底を求める要請を行っております。
1 傷害事件の内容
平成24年2月9日に起こった事件
- 発生日時
- 平成24年2月9日(木曜日)午後8時26分頃
- 発生場所
- 東京都福生市
- 米側当事者
- 横田基地内にある大学で働く軍属の男性2人
- 日本側当事者
- 男性
- 概要
- 米側当事者が日本側当事者の経営する雑貨店に押し入り、日本側当事者の顔を鉄製レンチで殴り負傷させ、商品を奪取した。
- 被害状況
- 日本側当事者は顔に約2週間のけがを負った。
平成24年4月28日に起こった事件
- 発生日時
- 平成24年4月28日(土曜日)午前0時54分頃
- 発生場所
- 東京都港区六本木
- 米側当事者
- 横田基地第374空輸航空団整備中隊所属上等空兵の男性
- 日本側当事者
- 男性
- 概要
- 米側当事者が上半身裸で店に入ろうとしたところ、店のオーナーと口論になり、仲裁に入った日本側当事者の両頬を殴り負傷させた。
- 被害状況
- 日本側当事者は両頬に全治1週間のけがを負った。
2 要請日
平成24年5月16日(水曜日)
3 要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長
4 要請内容
平成24年4月28日午前0時54分頃、第374空輸航空団整備中隊所属の上等空兵が港区六本木で傷害事件を起こし、現行犯逮捕され、麻布署に拘留され取り調べ中との連絡が北関東防衛局からあった。
平成24年2月9日には、横田基地内にある大学で働く軍属2名及び学生が福生市内で強盗傷害事件を起こし、強盗致傷罪及び強盗致傷ほう助罪で起訴されている。
米兵等によるこのような事件や事故は、周辺住民に新たな不安を生じさせるだけでなく、住民感情の悪化を招くものである。
このような状況を十分認識し、今後こうした事故を起こすことのないよう、米兵等に対する教育及び綱紀粛正の徹底を図り、再発防止に適切な措置を講ずるとともに、迅速な情報提供を求める。
5 要請方法
口頭要請
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