平成18年度 一般会計のあらまし
歳入
歳入予算の特徴としては税制改正の影響により個人市民税2億9,500万5千円の増などにより、市税が91億6,665万8千円と前年度比1億1,404万6千円(1.3パーセント)の増、国の三位一体の改革による地方の財源不足に対する措置として創設された所得譲与税2億4,100万円の増により、地方譲与税が6億3,600万円と前年度比2億4,100万円(61.0パーセント)の増、市町村総合交付金5臆7,780万円及び児童手当負担金1億324万9千円の増により、都支出金が、29億2,025万2千円と前年度比6億5,800万5千円(29.1パーセント)の増、交通プラザ整備事業費負担金1億930万円の増により、諸収入が、4億1,769万7千円と前年度比1億734万円(34.6パーセント)の増となる一方、地方特例交付金が、1億7,187万1千円と、前年度比1億212万9千円(37.3パーセント)の減、普通交付税3億6,000万円の減により地方交付税が13億8,200万円と、前年度比3億500万円(18.1パーセント)の減、市民会館リニューアル事業補助金2億8,297万円、生活保護費負担金1億3,060万5千円及び児童扶養手当負担金1億2,754万6千円の減により、国庫支出金が24億5,514万8千円と、前年度比6億4,239万円(20.7%)の減となっております。
なお、財源に不足が生じたときなどに備えて積み立てを行っている財政調整基金からの繰入金が8億1,980万2千円と、4億2、930万7千円(34.4パーセント)の減となっています。
歳出
歳出予算の目的別の特徴としては、民生費が、児童手当等が増となる一方、国民健康保険事業特別会計繰出金、生活保護費の減などにより、前年度比1億4,044万3千円(1.5パーセント)減の92億6,063万9千円、衛生費が、瑞穂斎場組合負担金の増などにより、前年度比6億9,350万円(41.1パーセント)増の23億8,071万9千円、教育費が市民会館リニューアル事業及び小学校改修事業の減などにより、前年度比6億7,523万6千円(20.6パーセント)減の25億9,565万8千円となっています。
性質別では、物件費が、委託料、需用費の減などにより、前年度比1億646万4千円(3.2パーセント)減の32億4,575万4千円、扶助費が、児童手当などが増となる一方、生活保護費、老人福祉手当、心身障害者(児)福祉手当の減などにより、前年度比1億2,602万5千円 (2.0パーセント)減の61億7,827万3千円、補助費等が、瑞穂斎場組合負担金の増などにより、前年度比7億1,791万7千円(30.7パーセント)増の30億5,994万4千円、普通建設事業費が、市民会館リニューアル事業、小学校改修事業の減などにより、前年度比5億5,464万5千円(41.4パーセント)減の7億8,642万3千円、繰出金が、国民健康保険事業特別会計繰出金、下水道事業特別会計繰出金の減により、前年度比1億676万1千円(3.9パーセント)減の26億4,288万7千円となっています。
目的別にみる歳出の内訳
性質別に見る歳出の内訳
平成18年度の主な事業
(注釈1)は新規事業及び新規施設建設事業です。
(注釈2)は充実事業及び既存施設改修事業などです。
事業名 | 事業費 | 事業の概要 |
---|---|---|
温泉施設運営事業 | 2億2,460万1千円 | 「村山温泉かたくりの湯」の運営経費です |
都市核地区土地区画整理事業繰出金 | 2億2,380万5千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします |
事業名 | 事業費 | 事業の概要 |
---|---|---|
民間交番施設整備事業(注釈1) | 1,200万円 | 民間交番設置工事 |
木造住宅耐震診断・改修費助成事業(注釈1) | 400万円 | 65歳以上のかたのみの世帯が所有している昭和56年5月31日までに建築された木造住宅を対象に耐震診断・改修費の一部を助成します。 |
消防施設整備事業(注釈1) | 1,180万円 | 防火水槽設置工事など |
道路・街路等整備事業(注釈1)(注釈2) | 3億2,328万4千円 | 交通プラザ整備工事、主要市道第17号線用地取得、主要市道第2号線交差点改良工事など |
児童遊園施設整備事業(注釈2) | 4,490万9千円 | 横田児童遊園用地取得など |
公園整備事業(注釈2) | 1,432万2千円 | 野山北公園整備工事など |
消防団用自動車購入事業(注釈2) | 2,200万円 | 第二分団水槽付ポンプ自動車購入 |
塵芥収集運搬委託事業 | 3億5,300万8千円 | ごみ減量及び再資源化を図るため、分別方式での収集運搬を実施します。 |
下水道事業繰出金 | 7億9,457万2千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
常備消防費都委託事業 | 8億4,566万円 | 東京都への常備消防事務の委託金です。 |
事業名 | 事業費 | 事業の概要 |
---|---|---|
妊産婦健康診査事業(注釈2) | 1,308万5千円 | 健康診査の助成を2回から4回に増やします |
前立腺がん検診事業(注釈1) | 304万5千円 | 50歳以上の男性を対象に検診を実施します。 |
児童手当等支給事業(注釈2) | 7億142万3千円 | 小学校修了前までの児童を養育しているかた等に手当を支給します。法改正により児童手当の対象を小学校3年生から6年生までに拡大します |
国民健康保険事業繰出金 | 7億9,985万2千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
老人保健繰出金 | 2億4,247万円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
心身障害者(児)福祉手当支給事業 | 2億737万4千円 | 心身障害者(児)のかたに都・市の制度である手当を支給します。 |
知的障害者施設支援費事業 | 1億8,605万7千円 | 知的障害者指定施設支援に対する支援費経費です。 |
介護保険繰出金 | 5億8,146万3千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
児童扶養手当等支給事業 | 3億941万9千円 | ひとり親家庭等で児童を養育している母親又は養育者のかたに手当を支給します。 |
乳幼児医療費助成事業 | 1億 7,790万5千円 | 義務教育就学前までの乳幼児を養育しているかたに医療費の一部を助成します。 |
保育所運営委託事業 | 18億5,691万7千円 | 民間保育所の運営についての委託料です。 |
民間保育所運営費補助事業 | 1億3,586万7千円 | 民間保育所に対し、運営費の一部を補助する経費です。 |
保育園運営事業 | 2億1,657万7千円 | 市立つみき保育園の運営経費です。 |
児童館運営事業 | 2億1,677万1千円 | 児童館及び学童クラブの運営経費です。 |
生活保護援護経費 | 16億9,650万円 | 生計を維持することが困難なかたの生活援護経費です。 |
老人保健健康診査事業 | 1億5,236万8千円 | 老人保健の基本健康診査やがん検診などを実施します。 |
事業名 | 事業費 | 事業の概要 |
---|---|---|
小・中学校施設整備事業(注釈1)(注釈2) | 1億6,463万円 | 第七小学校耐震補強・校舎改修工事、小中学校扇風機設置工事など |
体育施設整備事業(注釈1)(注釈2) | 1億696万3千円 | 後ケ谷戸運動広場用地取得など |
就学援助事業 | 1億1,922万4千円 | 児童・生徒の保護者のかたに学用品費など義務教育で必要な費用を援助します |
小・中学校運営事業 | 1億6,295万7千円 | 小・中学校の運営に必要な教材費などの経費です |
事業名 | 事業費 | 事業の概要 |
---|---|---|
市民まつり事業(注釈1) | 1,650万円 | 市民まつりを実施するための経費の一部を実行委員会に補助します。 |
緑が丘ふれあいセンター(仮称)運営事業(注釈1) | 3,788万3千円 | 都営村山団地内にコミュニティセンター、男女共同参画センター、老人福祉館を備えた緑が丘ふれあいセンター(仮称)を設置します。 |
住民情報システム運営事業 | 1億255万3千円 | 電子計算処理システムの改修や運用についての経費です。 |
このページに関するお問い合わせ
企画財政部財政課財政・検査係
電話番号:042-565-1111(内線番号:362・363・364)
ファクス番号:042-563-0793
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。