令和2年度予算のあらまし
令和2年度当初予算のあらまし
予算編成の方針
令和2年度の予算は、財政の健全性を堅持しつつ、安全・安心な社会基盤の構築や少子高齢社会への的確な対応を図るため、施策の必要性、有効性等の検証による見直し、再構築や廃止を含めた施策の選択を進め、多摩都市モノレール延伸を見据えての都市基盤整備や社会経済情勢の変化を的確に捉え、行政改革を更に推進することによる自立的な財政基盤の確立を図り、「人と人との絆を大切にした信頼の市政」を着実に推進することを目指し、編成しました。歳入面では市税等の自主財源の積極的な確保に努めるとともに、歳出面では市民の期待に応える施策を推進するため、これまで以上に費用対効果、創意工夫の視点を持ち、職員の意識改革を徹底し、行政評価の結果等を施策に反映することにより、市民の視点に立った効果的かつ効率的なサービスを提供することを基本としています。
予算の規模
令和2年度における各会計の当初予算額は、次の表のとおりです。
会計名 |
令和2年度当初予算額 |
令和元年度当初予算額 |
当年度と前年度との比較 |
増減率 |
---|---|---|---|---|
一般会計 |
291億5,449万2千円 |
277億5,833万4千円 |
13億9,615万8千円増 |
5.0%増 |
国民健康保険事業 特別会計 |
78億7,185万5千円 |
79億7,271万7千円 |
1億 86万2千円減 |
1.3%減 |
介護保険特別会計 |
50億4,931万8千円 |
48億1,636万 円 |
2億3,295万8千円増 |
4.8%増 |
都市核地区土地区画整理事業特別会計 |
13億8,629万3千円 |
19億1,380万8千円 |
5億2,751万5千円減 |
27.6%減 |
後期高齢者医療 特別会計 |
16億 580万4千円 |
15億3,166万1千円 |
7,414万3千円増 |
4.8%増 |
特別会計合計 |
159億1,327万 円 |
162億3,454万6千円 |
3億2,127万6千円減 |
2.0%減 |
合計 |
450億6,776万2千円 |
439億9,288万 円 |
10億7,488万2千円増 |
2.4%増 |
下水道事業会計 |
令和2年度当初予算額 |
---|---|
事業収益 |
13億9,809万9千円 |
事業費用 |
13億6,819万2千円 |
資本的収入 |
1億4,955万4千円 |
資本的支出 |
5億7,369万6千円 |
(注意)下水道事業特別会計は、令和2年度から地方公営企業法を適用した下水道事業会計に移行しました。
今後の施設の老朽化に伴う更新投資の増大など経営状況の変化に適切に対応できるよう、損益計算書や貸借対照表等の財務諸表の作成を通じて、中長期的な視点に立った計画的な経営基盤の強化と財政マネジメントを向上させていきます。
一般会計の予算について
歳入
款別の主な増減
歳入における款別の主な増減は、次のとおりです(構成比順)。
- 市税は、個人市民税及び固定資産税の増により、1.1%の増
- 国庫支出金及び都支出金は、当該補助金を充当する歳出である普通建設事業費などの増により、それぞれ13.1%、11.5%の増
- 地方交付税は、国の指標及び実績等から推計し、1.6%の増
- 市債は、教育債等の増により、15.9%の増
- 繰入金は、公共施設建設基金及び財政調整基金からの繰り入れの減により、41.9%の減
事業別の主な増減
歳入における事業別の主な増減は、次のとおりです(増減額順)。
- 財政調整基金及び公共施設建設基金等繰入金が、4億2,900万円の減
- 地方消費税交付金が、4億561万円の増
- 保育所等整備交付金が、2億3,517万円の増
- 法人事業税交付金が、2,596万円の増
なお、詳細は、次のPDFファイルをご覧ください。
歳出(目的別)
款別の主な増減
歳出(目的別)における款別の主な増減は、次のとおりです(構成比順)。
- 民生費は、社会福祉費、児童福祉費などの増により、2.8%の増
- 教育費は、小中学校の施設整備事業費などの増により、35.1%の増
- 総務費は、さいかち地区学習等供用施設整備工事、基幹統計等調査経費、都知事選挙費などの増により、1.2%の増
- 衛生費は、麻しん・風疹混合予防接種経費などの増により、1.1%の増
事業別の主な増減
歳出における事業別の主な増減は、次のとおりです(増減額順)。
- 児童福祉施設整備助成経費が、3億866万円の増
- 私立幼稚園子ども・子育て支援事業経費が、2億7,013万円の増
- 都市核地区土地区画整理事業繰出金が、1億6,322万円の減
- 公園整備事業費が、1億770万円の増
- 都知事選挙経費が、4,471万円の増
なお、詳細は、次のPDFファイルをご覧ください。
歳出(性質別)
款別の主な増減
歳出(性質別)における款別の主な増減は、次のとおりです(構成比順)。
- 扶助費は、社会福祉費などの増により、0.2%の増
- 人件費は、会計年度任用職員報酬などの増により、3.9%の増
- 物件費は、業務委託料や機器等借上料などの増により、0.5%の増
- 補助費等は、民間保育所整備助成補助金などの増により、18.6%の増
- 普通建設事業費は、小中学校の施設整備事業費などの増により、74.2%の増
なお、詳細は、次のPDFファイルをご覧ください。
そのほか予算に関する状況等
令和2年度当初予算における「主要な事業」及び「市民一人当たりの状況」は、次のリンク先のページをご覧ください。
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