財政状況
1 財政事情の概要
皆様に市の財政がどのように運営されているかを知っていただくため、毎年上半期(4月1日~9月30日)と下半期(10月1日~3月31日)に分けて、予算の執行状況や市債の現在高、市税負担の状況などを公表しています。
今回は、平成28年度下半期(平成28年10月1日~平成29年3月31日まで)の財政状況について、一般会計を中心にお知らせします。
2 一般会計予算の状況
平成28年度の当初予算は267億8,335万円で、「人と緑が織りなす夢ひろがる、やさしいまち むさしむらやま」を目指して、市民生活に密着した施策に取り組み、「平成28年度実施計画」(平成28年度から平成30年度までの計画)を中心に各種事業を推進してきました。その後8回の補正を行い、予算減額(最終予算額)は、279億5,263万円となりました。下半期での主な補正については、下記のとおりです。
<歳入の主な補正>
公共施設建設基金繰入金を1億4,760万円、民生費国庫補助金を9,560万円、地方交付税を6,530万円、教育債を5,220万円減額する一方、財政調整基金繰入金を1億4,063万円、総務費都補助金を8,442万円それぞれ増額しました。
<歳出の主な補正>
都市核地区土地区画整理事業繰出金を2億6,747万円、保育所児童委託運営経費を6,044万円それぞれ減額しました。また、国都支出金過年度分返還金を1億6,149万円、財政調整基金積立金を1億4,084万円、国民健康保険事業繰出金を1億2,257万円をそれぞれ増額しました。
<武蔵村山市の財政状況>
個人市民税等の増収があったものの、経常経費の増加等により厳しい財政状況が続いています。
こうした状況においても、市では市民福祉の充実や都市基盤の整備を積極的に推進するため、内部経費の削減、国や都の補助制度を活用した事業の計画的執行などにより、効率的な行財政運営に努めてきました。
その結果、平成28年度の主な建設事業(注1)をはじめ、平成28年度に予定した事業の執行については、おおむねその目標を達成することができました。
(注1) 平成28年度の主な建設事業については下記をご覧ください。
3 平成28年度の主な建設事業
事業名 |
最終予算額 |
事業内容 |
---|---|---|
主要市道第17号線整備事業 |
5,925万円 |
舗装打換工事 |
消防団用自動車購入事業 |
1,900万円 |
第五分団普通消防ポンプ自動車購入 |
小学校整備事業 |
1億5,705万円 |
消防栓設備配管改修工事、第九小学校校舎窓枠等建具改修工事など |
中学校整備事業 |
1億3,975万円 |
第三中学校太陽光パネル設置工事、第四中学校トイレ改修工事など |
図書館施設整備事業 |
6,393万円 |
雷塚図書館及び雷塚地区学習等供用施設空調設備改修工事など |
体育施設整備事業 |
1,577万円 |
三ツ木地域運動場トイレ等設置工事など |
このページに関するお問い合わせ
企画財政部財政課財政・検査係
電話番号:042-565-1111(内線番号:362・363・364)
ファクス番号:042-563-0793
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。