財政状況
皆さんに市の財政がどのように運営されているかを知っていただくため、上半期と下半期に分けて、予算の執行状況や市債の現在高、市税負担の状況などを公表しています。今回は、平成27年度下半期(平成27年10月1日から平成28年3月31日まで)の財政状況について、一般会計を中心にお知らせします。
<一般会計予算の状況>
平成27年度の当初予算は264億8,692万円で、「人と緑が織りなす夢ひろがる やさしいまち むさしむらやま」を目指して、市民生活に密着した施策に取り組み、「27実施計画」(平成27年度から平成29年度までの計画)を中心に各種事業を推進してきました。その後8回の補正を行い、予算現額(最終予算額)は、繰り越し分を含めて280億26万円となりました。
下半期での主な補正については、歳入では教育債を2億3,430万円、保育所緊急整備事業補助金(都支出金)を6,741万円、法人市民税を3,844万円減額する一方、財政調整基金繰入金を2億8,665万円、国立感染症研究所施設周辺安全対策等事業費補助金(国庫支出金)を2億791万円、地方消費税交付金を1億1,385万円それぞれ増額しました。歳出では、中学校施設整備事業費を1億2,890万円、児童福祉施設整備助成経費を8,847万円、都市核地区土地区画整理事業繰出金を4,156万円それぞれ減額しました。また、財政調整基金積立金を1億2,535万円、障害者自立支援給付経費を1億1,499万円、国民健康保険事業繰出金を1億387万円それぞれ増額しました。
市財政については、納税義務者の増による個人市民税等の増収があったものの、製造業及び建設業の減による法人市民税の減収や経常経費の増加等により厳しい財政状況が続いています。こうした状況においても、市では市民福祉の充実や都市基盤の整備を積極的に推進するため、内部経費の削減、国や都の補助制度を活用した事業の計画的執行などにより、効率的な行財政運営に努めてきました。
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