「認知症」について
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
認知症にはいくつかの種類があり、いちばん多いのがアルツハイマー型認知症で、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。症状は物忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。
次に多いのが脳梗塞や脳出血などの脳血管障害による血管性認知症です。症状はゆっくり進行することもあれば、階段状に急速に進行する場合もあります。また、アルツハイマー型に血管性認知症が合併している患者さんも多くみられます。
認知症は、誰でもかかる可能性のある脳の病気です。
年をとるほど、認知症になりやすくなります。
わが国では、急速な高齢化の進展に伴い、認知症の高齢者数は増加しており、厚生労働省の推計によると、令和 22 年には認知症の高齢者が約 584 万人、軽度認知障害(MCI)の高齢者が 613 万人となり、高齢者の約 3.3 人に 1 人が認知症又は軽度認知障害(MCI)になると見込まれています。
認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる「共生」の社会を創っていくことが重要となります。
若年性の認知症について
若くても脳血管障害や若年性アルツハイマー病のために認知症を発症することがあります。65歳未満で発症した認知症を若年性認知症といいます。
若年性認知症の患者数は、令和2年度の調査で3万6千人弱と言われております。
軽度認知障害(MCI)の早期発見・早期対応について
認知症のように普段の生活に支障をきたすほどではありませんが、記憶などの能力が低下し、正常とも認知症ともいえない状態のことを「軽度認知障害(MCI: Mild Cognitive Impairment)」と言います。軽度認知障害(MCI)では、1年で約5~15%の人が認知症に移行する一方で、1年で約16~41%の人は健常な状態になることがわかっています。そのため、早期から認知症予防の対策を行って行くことが重要です。
認知症ではなさそうだと思っても、もの忘れの程度がほかの同年齢の人に比べてやや強いと感じたら、念のために専門医を受診することが早期発見・早期対応につながります。
「ひょっとして自分は認知症かな?」と気になり始めたら、チェックをしてみましょう。
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「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」をやってみましょう! (PDF 1.7MB)
出典:東京都福祉局高齢社会対策部在宅支援課「知って安心認知症」(平成27年7月発行)
(注)このチェックリストはあくまでもおおよその目安で医学的診断に代わるものではありません。
認知症の診断には医療機関の受診が必要です。
(注)身体機能が低下している場合は点数が高くなる可能性があります。
認知症の治療について
認知症には、根本的な治療が困難な認知症と治療可能な認知症とがあります。
認知症かもしれないと思ったら、まずはかかりつけ医に相談し、認知症疾患医療センター等の専門医療機関を受診しましょう。
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